事実と気持ちを分ける②

事実と気持ちを分ける②

相談される内容を聞いていて、それはちょっとということがあります。
「もうどうしていいか…心が苦しくてもう楽になった方が…」
「なにがあったのですか?」
「借金が払えなくて…取り立てが激しくて気が狂いそうで…」
このように弁護士の方へ相談されたり、恐喝されているのなら警察に被害届を出すのが現実的に適切なのではないかというような問題を相談される場合があります。
心理カウンセリングは心の問題や悩みをケアするもので借金問題や恐喝などの現実問題を解決するものではないのです。
人は心理的に混乱すると現実的な問題なのか?心理的な心の悩み問題なのかということが冷静に判断できなくなってしまいます。
例えば「失恋したんです…もう人生終わりです…」と相談されることもありますが、冷静に考えると失恋したことと人生が終わることとは関係がないのです。
失恋したって新しい素敵な相手を見つけて幸せに暮らしている人もいらっしゃいます。
事実は失恋ですが、気持ち(解釈)は自分で決めているのです。
自分で決めたことは自分で決められる。

http://shida-kiyoyuki.com


カテゴリー: 未分類   パーマリンク