意志と感情・欲求①

意識と無意識の正しい違い

前回、無意識である「もう一人の自分」について書きました。
意識できる自分と意識できない自分がいるということを説明しましたが、
このもう一人自分(無意識)は形もなく見ることもできないので、その存在に
気づいてあげることが出来ないため、対処を間違ってしまうと余計に
悪い状況になってしまいます。

一般的に意識と無意識については、意識できる心の部分が意識、
意識できない心の深い部分が無意識という解説がおもにされていますが
これではよく分かりませんね。
自分の意志で「さあやるぞ」と決めて仕事をしたり勉強したりするのが意識(意志)で
瞬きや心臓の脈拍など意識しなくてもやっているのが無意識ということです。

心の悩み問題を改善するうえで、私たちは「思考」と「感情・欲求」がどこから
くるのかということを正しく理解するということが必要です。

意志(意識)とは主に頭で考えるということであり
「正しいか・正しくないか」
「得か・損か」
「合理的か否か」
という正しいことを合理的に論理的に判断するということをします。
逆に無意識(感情・欲求)では
「楽しいか・楽しくないか」
「安心か・不安か」
好きか嫌いかとうのは、頭で考えてから判断するのではなく身体でなんとなく
感じるものですから、論理的に説明ができません。

 

 

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