富士山と心理学③

この美しく日本美を象徴する富士山ですが、一般的に写真や絵画で描かれている作品の多くが静岡県側から撮影されたものです。
富士山は静岡県と山梨県をまたぐように大きくおおらかに聳えています。

山梨県側では南アルプスなど2,000メートル級の山々に囲まれている為、ロケーション的にも被写体を美しく撮影しようとする意図狙い(目的)によって作 られたイメージが長く、

接触頻度が高く時間経過から無意識的な情報が蓄積されたことによって常識化(当り前)したものなのです。

常識化(当り前)した結果、山梨県側からのぞむ富士山を例えた表し方で「裏富士」などと呼ばれている。

心理カウンセリング時にクライアント様に「現実と心理」についてお話しする事があります。

現実的には山に裏や表は無いという事、これが事実であるということ「現実・事実」ということになります。

被写体的に美しいかいなかは感覚であり、主観的な心の中で思う印象的なもの、これが心理ということになり、

心理カウンセラーにとって必要な思考法の一つなのです。

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