うつ病治療とトラウマ治療レポート③

●イジメ(幼少期)による影響

イジメによる経験から思春期(中学校・高校・大学)の

学生生活に悪影響を及ぼすケースがる。

周囲の人間、同級生への言動や行動が気になりってしまい、

「人の目が気になる」

「みんな悪い噂を…」

「また辛い目にあうんじゃ…」

など、心理的な不安や恐れから良好な人間関係が

築きにくい場合がある。

このような場合、コミュニケーション不足により

誤解や疑心暗鬼という思考傾向に陥りやすく、

相手に心を許しながら人間関係構築が

困難なケースを心理カウンセリングを通して確認する事が多い。

●失敗経験による影響

過去の失敗経験(受験、競技、人間関係)により、

物事に対してポジティブな思考や発想が困難になり、

明るく前向きなことが考えられなくなる心理傾向。

頭では前向きでポジティブなことを考えようとしても、

過去の暗い記憶によって思考と感情が囚われてしまい、

判断や行動に影響を受け、

「発言を躊躇してしまったり」

「決断を先延ばししたり」

「頭では分かっていても行動が出来なかったり」

と、八方ふさがり状態に困り果てる方もいる。

●職場での人間関係

職場で受けたパワハラによって退職に追い込まれるケース、

人間関係の軋轢により、うつ病を患ってしまい現在、

休職されているケースなど、うつ病には縁も無かった方が

社会人になり、仕事や人間関係によって自信を喪失してしまい、

うつ病に苦しまれるケースは年々深刻な問題となっていります。

 

④へつづく。

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