季節と気持ち③

季節と気持ち③

秋は、夏の楽しさととは逆に街を歩くお姉さんがハンカチで汗を拭きながら足早に去っていく姿や、電車に乗っていると額から汗が吹き出してスーツも 汗だくになって乗り込んでくるサラリーマンの姿や、お祭りでにぎ合う中で食べた焼きトウモロコシの匂いや焼きそばお好み焼きソースの香ばしさが混 じった匂いが思わず「ゴクリ」と喉がなるような想い出から、少しずつ秋の近かづいてきて残暑が過ぎるころにはムシムシとした風がいつのまにか渇い た風に変わり、季節の変わりを身体から感じ教えてもらう瞬間は活気のある季節から冬に向っている事を本能的に知らされる瞬間でもあります。
夏は風鈴の音が一瞬、汗ばんでいる身体と暑さを忘れた「チリン~チリン~」と聞こえていた音も懐かしく感じて
夏への別れを告げなくてはならない季節です。

http://shida-kiyoyuki.com


カテゴリー: 未分類   パーマリンク